東京オペラシティアートギャラリーは、新国立競技場の採用デザインを生み出した建築家のザハ・ハディドの大規模な個展「ザハ・ハディド」を開催することを発表した。会期は10月18日~12月23日。
ザハが手がけた新国立競技場の採用デザイン |
同展では、現代の建築界をリードし、世界を席巻する建築家ザハ・ハディドのこれまでの代表作や最新の実作品などをもとに、その建築思想を総合的に紹介していく。日本では、2020年東京五輪の舞台となる新国立競技場の採用デザインにより、建築業界を超え広くその名を知られるようになった。
また、2004年に女性初・史上最年少でプリツカー賞を受賞したザハだが、そのコンセプチュアルな設計は実現不可能と言われ続けてきた。近年、彼女のデザインに現実が追いついたかのように大規模なコンペで次々に勝利を重ね、世界44カ国でプロジェクトが進行している。