日商エレクトロニクスは、CommVault Systems Japan(以下、CommVault)の統合データ保護ソフトウエア「Simpana 10」の販売を2月3日より開始したと発表した。

本製品は、パブリック/プライベートクラウドのストレージサービスとの連携可能な、マルチプラットフォーム環境のデータライフサイクル管理ソフトウエアで、海外に拠点を持つ企業やデータ保護サービスを行っているサービス事業者に最適な製品となっている。

「Simpana」導入イメージ

日商エレは、ソリューション検証ラボである「Cloud Ready Center」で、本製品の検証環境を提供。HP 3PAR StoreServを核に、マルチベンダー環境において各種デモンストレーションなどを行うことができるため、総合的なデータマネージメントの事前検証環境として使用可能。

ソリューション検証ラボ「Cloud Ready Center」

保護対象データの容量に基づいて課金されるデータ容量課金で、バックアップ、アーカイブ、重複排除、暗号化などのデータ管理に必要な機能が一つのプラットフォーム上で動作するオールインワン設計となっている。また、従来のオンプレミス環境とプライベート/パブリッククラウド環境が混在したハイブリッド環境でもデータを一元管理することができる。

また、一つのシステム内に、セキュアに分割された領域を設定の上、それぞれに管理者IDを設定することができるため、サービス事業者は顧客ごとにデータ保護システムを作成する必要がなく、設備投資を抑え、低コストでのサービス提供が可能。

販売価格は、1TBあたり84万円(税別)から。