SCSKは、電子証明書の発行機能を強化した認証アプライアンスサーバ「RADIUS GUARD(ラディウス ガード)」の販売を3月1日より開始すると発表した。
本製品は、スマートデバイス対応の国産RADIUS認証・DHCPアプライアンスサーバで、有線LAN、無線LAN、VPNと認証連携し、ネットワークへアクセスする利用者や端末を制限することで、不正アクセスを防止。また、ネットワーク認証に関する各種機能(RADIUS、DHCP、認証局、LDAP、申請用ワークフロー)を一台で提供する。
今回発売される新製品では、スマートデバイスからのセキュア接続を行う上で重要となる電子証明書の発行機能を強化し、サーバ証明書の発行をサポートしたほか、クライアント証明書とサーバ証明書の一元管理によるSSL-VPN接続によるトータルセキュアアクセスを強化している。
電子証明書の管理機能を強化することにより、証明書の複製制限、ActiveXによる直接取り込みまでも実現し、運用の利便性向上のため、自動でのMACアドレス収集や認証設定用にアカウントデータの外部ファイル取り込み機能もサポートする。
さらに、1台の筐体で5万ユーザーまでの管理がライセンスの適用のみで可能なため、他の認証サーバーと比較しても大きなコスト削減が可能。
電子証明書の発行機能強化版「RADIUS GUARD」の提供は、サポート契約を行っている製品ユーザーへ無償で提供される。なお、新規購入の場合の製品価格は従来と変更はない。電子証明書の発行機能強化版を適用で、「RADIUS GUARD」のソフトウェアバージョンは、V5.04。価格は、ハードウェア+初年度サポート(200ライセンス)が69万円(税別)から。