BBソフトサービスはこのほど、インターネットショッピングの利用実態調査の結果を発表した。同調査は詐欺的なECサイトが増加していることを受けて2014年1月31日~2月3日に行われたもので、インターネット上でショッピングあるいはクレジットカード決済をしたことがある20~60歳代の計500人を調査対象としている。

発表によると、調査対象の33%が、年末年始は普段よりインターネットショッピングの利用が増えたと回答。特に食材を購入する人が増えている。

年末年始は普段と比べてインターネットによる買い物や決済を利用する機会は増えましたか?(発表資料より)

具体的に何が増えましたか?(発表資料より)

インターネットショッピング利用時に気をつけていることを尋ねた質問では、56.2%が販売会社をチェックしていると答えている。34.0%の人は「ない」と回答しており、20代は47.0%が「ない」と答えたという。

購入を決定(あるいは決済手続き)する際に気をつけていることはありますか?(発表資料より)

また、38.2%の人は、これまでに怪しいと感じたECサイトがあると回答。怪しいと感じたECサイトの内容について尋ねた質問では、「日本語の表記がおかしい」「商品がありえないくらい安い」といった回答が多い。

これまで危険あるいは怪しいと感じたサイトはありますか?(発表資料より)

これまで危険あるいは怪しいと感じたサイトがあるとお答えの方にお伺いいたします。具体的にはどういったサイトでしたか?

危険、怪しいと感じたサイトは、結局利用しましたか?(発表資料より)

89.5%の人は怪しいと感じたECサイトを結局利用していないが、利用した人のうち45.0%は、利用に関してトラブルがあったと答えている。

利用に際して、トラブルはありませんでしたか?(発表資料より)