ネットワンシステムズは2月10日、国内で初めて、米Ciscoが認定するクラウド基盤構築分野の最上位資格「Cisco Master Cloud Builder Specialization」を取得したと発表した。
本資格の取得には、クラウド基盤の構成要素であるネットワーク・サーバ・ストレージ・仮想化・クラウド管理・仮想デスクトップ全てにわたって、包括的に高度な技術が求められ、Ciscoの技術に加えて、VMwareやEMCをはじめとするエコパートナーの技術も併せて必要とされる。
「Master Specialization」とは、Ciscoが販売パートナーに対し、特定の技術分野において最高クラスの専門性があることを認定するもの。
クラウド基盤構築分野は、2012年9月に新設された技術分野で、ネットワンシステムズは既存のユニファイドコミュニケーション分野とセキュリティ分野の最上位資格を取得しており、今回の同資格取得によって、全ての技術分野における最上位資格を取得したことになる。
ネットワンシステムズは、今回の資格の取得により、クラウド基盤構築における高度な専門性と豊富な実績の裏付けの下、注力する仮想データセンターや仮想デスクトップにおいて差別化を図るという。