ロックインターナショナルは2月7日、米国Beyond Securityと提携し、同社が開発した第二世代のファジングツール「beSTORM」の日本総代理店として契約を結び、その販売を開始したことを発表した。
beSTORMは、独自のインテリジェント・ファジング技術によって、可能性のある全ての攻撃パターンによるテストを高速に行うことを実現したセキュリティチェックツール。beSTORMを活用することで、ソフトウェアの脆弱性を開発段階や展開前の時点で発見し、未然に回避できるようになるほか、既存のソフトウェアの脆弱性を発見することも可能である。
発表によれば、同ツールはMicrosoftや米国防総省、Intel、Ericssonなどの世界の多くの組織で導入されており、日本では初めてロックインターナショナルによって提供が開始される。また、EDSAテストツールの認定取得を2014年3月に予定しているとのことだ。
主な特長は以下のとおり。
- 可能性のある全ての攻撃パターンをテストし、未知の脆弱性を発見
- 高速なインテリジェント・ファジングテクノロジー
- あらゆるネットワーク・アプリケーションのテストに対応
- 実際にアタックを実行して脆弱性を発見
- 新規プロトコルや独自プロトコルに対応