話題のソーシャルメディアキャンペーンをまとめてご紹介!
こんにちは、SMMLabの赤松です。
毎週お届けしている”話題のソーシャルメディアキャンペーン事例”。
話題になったキャンペーンから、企画内容や「話題」となったポイント、マーケティングプランにソーシャルメディアをどう取り入れていくかを、ぜひご参考ください!
小田急電鉄「富士山、みっけ!キャンペーン」を実施。「MY FUJI」投稿コンテストで、小田急沿線から見える富士山スポットを撮影マップで可視化。スタンプラリーO2O企画も!
URS:http://odakyu-fujisan-mikke.jp/
企業名:小田急電鉄株式会社
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter
実施期間:2013年12月~
小田急電鉄は、「富士山、みっけ!キャンペーン」を実施しています。「MY FUJI」投稿コンテストでは、小田急沿線から見える富士山の写真を募集。「いいね!」、「リツイート」が多い写真の中からベスト・オブ・MY FUJI賞を選定するというのもので、質の高い写真が沢山投稿されています。撮影の対象エリアは、小田急線沿線、箱根エリア、江の島・鎌倉エリア。投稿時に撮影した場所を地図にピンすることで、みんなの撮影マップを作っています。また、逆さ富士、車窓富士などのカテゴリを設定することで、どんな富士山が見える場所なのかも一目瞭然。富士山を眺められるスポット情報をユーザーから集め、可視化している面白い企画ですね。
また、「富士5駅スタンプラリー」では、経堂、栗平、新松田、和泉多摩川、片瀬江の島の5駅のうち、3駅か5駅のスタンプを集めるというもの。あまり下車する機会がない駅にも訪れるチャンスを作っているO2O企画になっています。
複数のコンテンツを用意して、実際に富士山を見たくなり、足を運びたくなる企画です。
キリンビール「のどごし 夢のドリーム プロ野球」を開催。79名の野球ファンと、25名のスター選手たちが、一日かぎりの夢の対決!YouTube再生回数は1週間で70万回超え!
URS:https://nodogoshi-dream.jp/campaign/main.html
https://www.facebook.com/nodogoshi.jp(Facebookページ)
企業名:キリンビール株式会社
利用メディア(ツール):YouTube
実施期間:2014年1月5日(既に終了)
キリンビールが、叶えたい夢を募集していたキャンペーン『のどごし〈生〉夢のドリーム』(本ブログでも紹介)。これまで本プロジェクトで様々な夢を叶えてきましたが、1月5日に、野球にまつわる夢を一気に叶える「のどごし 夢のドリーム プロ野球」が開催されました(既に終了)。79名の野球ファンと、25名のスター選手たちが、一日かぎりの夢の対決を繰り広げました。清原の代打に、ソックリさんが登場したり、セカンドに5人の守備がついたりと、この日だけの特別ルールで、次々とかなう夢が話題になっています。CMも公開され、YouTubeでは、1週間で70万回も再生されています。「当日のすべてが見たい!」という声も寄せられ、2月2日より完全版も公開されています。なお、現在、この動画を見てクイズに答える「夢のドリーム五冠王認定テスト」も実施中。全5問正解すると抽選で、のどごし〈生〉1ケースを500名にプレゼント。
ファン一人ひとりの夢を叶えるために、担当者の方はもちろん、プロ野球選手や他の参加者の方もみんなが協力して実現していった様子。Facebookページのコメント欄の盛り上がりを見ると、企業・ファン・協力者の一体感が感じられます。熱い想いが周りを巻き込んで、参加した人もそうではない人も、みんなで楽しめる企画に成長させていますね!
映画『ジャッジ!』公開記念!作品に登場する商品をプレゼント。Twitterでは、様々な声を拾って紹介。観た人は感想をつぶやきたくなり、観ていない人は観たくなる!
URS:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/19699
https://twitter.com/judge_movie(Twitter)
企業名:映画『ジャッジ!』
利用メデア(ツール):Facebook、Twitter
実施期間:2014年1月~
1月11日に公開され、話題の映画『ジャッジ!』。公開記念に、Facebookページでは、プレゼントキャンペーンを実施しています。エースコック株式会社と作品のコラボ商品「タテ型飲み干す一杯きつねうどん」&「タテ型飲み干す一杯鶏南蛮そば」セットを100名にプレゼント。
広告業界を舞台とした本作では、主人公 太田喜一郎(妻夫木聡)が商品(きつねうどん)のCMを企画。作品に登場する商品がインセンティブとは、映画を観た人はもちろん、観ていない人も内容が気になってしまいそう。
また、映画『ジャッジ!』公式Twitterでは、作品に対するさまざまな著名人からの声を拾って紹介しているのが斬新。”「ジャッジ」と「ツンデレ」を検索してみました。”など映画に関するキーワード検索や、”公開して10日、早くもネットで賛否両論真っ二つ、色々な方の感想を頂いております。”などの正直なつぶやきなど、観た人は感想をつぶやきたくなり、まだ観ていない人は観たくなる投稿が多数。なお、満足度調査の結果(93%が「満足」)も速報で公開。個人のつぶやきに対する返信、リツイートもまめにしており、担当者の真摯な姿勢を見てさらにファンになり、作品のことを拡散してくれるエバンジェリストが増えそうな試みですね。ファンと一緒に作品を盛り上げている参考事例です。
NPO法人”YouthCreate”「ASK TOKYO2014」を実施。Twitterで「#都知事候補だけど質問ある?」をつけて質問を募集!候補者が2/4(火) 21時~22時の間に一斉回答!
団体名:NPO法人YouthCreate(ユースクリエイト)、Yahoo!Japanみんなの政治(協賛)
利用メディア(ツール):Twitter
実施期間:2014年2月~(既に終了)
「若者と政治をつなぐ」をコンセプトに活動をしているNPO法人”YouthCreate”は、「ASK TOKYO2014」を実施しました(既に終了)。「2014年2月9日都知事選投票日 投票に行く人を増やす。」というコンセプトで、都知事候補へ「趣味のこと」から「都知事になってやりたい政策」まで何でも自由に直接質問できる、市民と候補者のための日本初のウェブキャンペーン。Twitterで「#都知事候補だけど質問ある?」をつけて質問を募集。質問に答えた候補者は、宇都宮けんじ候補、ますぞえ要一候補、家入かずま候補、細川護煕候補の4名。2/4(火) 21時~22時の間、寄せられた質問に都知事候補が一斉に回答しました。イベント後も回答結果を見ることができるので、投票先を選ぶ際の参考にできますし、市民と候補者を直接つなぐ素晴らしい取り組みですね。
湖池屋「コイケヤスナック詰め合わせBOXプレゼントキャンペーン」を実施。キャラクターの名前を答えよう!スペシャル紹介ムービー埋め込みやTwitter運用も秀逸!
URS:http://fbapp.monipla.jp/campaign/detail/19609(Facebook)
https://twitter.com/MonsieurKoikeya(Twitter)
企業名:株式会社湖池屋
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter
実施期間:2014年1月~
湖池屋は、「コイケヤスナック詰め合わせBOXプレゼントキャンペーン」を実施しています。コイケヤポテトチップスのキャラクターの名前を答えると、200名にコイケヤスナック詰め合わせBOXをプレゼント。キャンペーンページには、GIFアニメ調のスペシャル紹介ムービーが埋め込んであり、自然と最後まで見てしまう仕掛けが。また、”彼についてもっと知りたい方はこちら!”として、キャラクターのTwitterアカウントへの導線も用意。キャラクター、そしてSNSアカウントの認知拡大につなげています。Twitterでも「すてきなものを作ってもらったのであーる」と、Facebookでのキャンペーンムービーについてつぶやき、ソーシャルメディアを連携させて盛り上げていますね。キャラクターとしてのTwitter運用も参考になります!
京都水族館 バレンタイン企画!パティシエ・藤本美弥さんが作る「等身大リアルペンギンチョコレート」をプレゼント!
URS:https://www.facebook.com/Kyoto.aquarium.official/app_353234724726917
企業名:オリックス水族館株式会社(京都水族館)
利用メディア(ツール):Facebook
実施期間:2014年1月~
京都水族館は、バレンタイン企画を実施しています。スイーツ世界大会やTVで活躍中のパティシエ・藤本美弥さんが作る「等身大リアルペンギンチョコレート」を1名に、「オオサンショウウオ、もしくはウミガメのリアルミニチョコレート」を10名にプレゼント。ウォール投稿では、藤本美弥さんが作るリアルすぎるチョコレートの参考写真を掲載し、どんなチョコレートになるか、ファンの期待を大きくしています!また、このキャンペーンのお知らせもTOP固定しており、初めてページに訪れた人にも参加してもらいやすい工夫をしています。水族館らしい&バレンタインにちなんだインセンティブでファンを魅了しています!
an「アルバイト川柳2014」を実施。祝10周年を記念して、グランプリには10万円!川柳メーカーで自動で作ることもできる!
URS:http://weban.jp/contents/c/arusen/index.html
企業名:株式会社インテリジェンス(an)
利用メデア(ツール):Twitter
実施期間:2014年1月~
アルバイト・求人情報サイト”an”は、「アルバイト川柳2014」を実施しています。アルバイトで体験した「笑い」「驚き」「感動」などのエピソードを川柳にして、Twitterで投稿する企画。祝10周年を記念して、グランプリには10万円などをプレゼント。一部のインセンティブには『川柳メーカー』を使って自動で作ることも可能なので、気軽に応募できます。また、『今週の優秀川柳』も掲載し、川柳に応募しなくても、優秀川柳を「いいね」or「ツイート」すると、抽選でオリジナルレアグッズをプレゼント。特別審査員には、お笑いコンビの、しずる”村”上さん、ウーマンラッシュアワー”村”本さん、フルーツポンチ”村”上さんの仲良し”村トリオ”が参加。過去9回分の歴代グランプリも掲載するなど、コンテンツが盛りだくさんのキャンペーンサイトに仕上げていますね!
ニコン「CP+ 2014 ニコンブースへ行きた“いいね!”キャンペーン」を実施。イベントへの期待や感想を投稿するO2Oキャンペーン。Facebookページも期間限定オープン!
URS:http://nikon-cpplus2014.com/
企業名:株式会社ニコン
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter
実施期間:2014年1月~
カメラと写真映像の情報発信イベント『CP+2014』が、2/13(木)~2/16(日)に開催されます。
これを記念して、ニコンは「CP+ 2014 ニコンブースへ行きた“いいね!”キャンペーン」を実施中。CP+2014のニコンブースへの期待や感想を、Facebookでは、アンケートとして回答、Twitterでは、ハッシュタグをつけてツイートすると応募完了。世界初の防水・耐衝撃レンズ交換式カメラ「Nikon 1 AW1 防水ズームレンズキット」をプレゼント。
なお、イベントのFacebookページでは、2012年より毎年、開催前の1月から会期終了後までの期間限定で、イベント情報を発信。ニコンブースの各種情報や見どころ、写真家の先生たちのコメントなどを紹介しています。年に一度のイベントなので、短期間のページ運用でも、心待ちしているファンも多そうですね。イベントやブランド別に運用しているFacebookページとして参考になります!
ユニクロ「2014冬のインナー事情アンケート」を実施。夏に涼しいインナーとして人気の「AIRism」の冬の今の着用シーンを答えよう!「冬でもAIRism」をPR!
URS:https://www.facebook.com/uniqlo?sk=app_515720611858523
https://www.uniqlo.com/jp/community/item.php?prc=detail&sid=283643(コミュニティサイト)
企業名:株式会社ユニクロ
利用メディア(ツール):Facebook、コミュニティサイト
実施期間:2014年1月~(既に終了)
ユニクロは、「2014冬のインナー事情アンケート」を実施しました(既に終了)。 夏に涼しいインナーとして人気の「AIRism」を冬の今、どんなシーンで着ているか、冬に未体験のあなたはどんなシーンで着たいかを答えるというもの。回答者全員に、UNIQLOのオンラインストアで使える500円分のクーポンをプレゼント。Facebookページ、コミュニティサイトで参加でき、選択肢を4つ選ぶだけの手軽さ。
社内外で調査したところ、冬でもAIRismなどの着心地の良いインナーを来ている人が実は多くいることが判明したそう。調査のもと、さらに多くの人に問うというスタイルで、メインシーズン以外にも使える商品をアピール、提案している秀逸企画ですね。
そして・・ Facebook、祝10周年!
米国時間2月4日で、Facebookは10周年を迎えました。「おかげさまで10周年」として、ムービーが公開されたり、現在、タイムラインでは、Facebookならではの思い出や使うことになったきっかけ、気に入っているところなどを「#FB10周年」のハッシュタグを使って募集しています。
・10周年ムービー
https://www.facebook.com/photo.php?v=10151991926249024
・タイムラインでの思い出募集
https://www.facebook.com/FacebookJapan/posts/10151993856814024
また、これを記念して、今までの出来事をパーソナライズされた動画や画像集で振り返る機能も公開。ユーザーそれぞれのFacebookに参加してからのFacebookでの歴史を自動で振り返ることができます。
・「A look back」機能
https://facebook.com/lookback/
次の10年も、これまでのような大きな成長をみせるのか、楽しみですね!