ソフトバンクテレコムとヤフーは2月6日、クラウドサービス事業で連携し、「ホワイトクラウド 分散ストレージ」として同日から提供開始すると発表した。Yahoo! JAPANが提供する容量無制限のストレージサービス「Yahoo!クラウドストレージ」の再販として提供している。

「分散ストレージ」は、ストレージプラットフォーム「Riak CS」を採用したサービスで、保存されたデータは同一拠点内および複数拠点間で自動的に冗長化(複製)される。

画像やドキュメント、動画データなどの様々なファイル形式を保存することができ、高性能分散ストレージクラスタが快適なデータのアップロード・ダウンロード環境を提供するという。

国内のデータセンター拠点でデータを多重化保存するだけではなく、東日本と西日本に分散した遠隔拠点間におけるデータの自動分散によりデータを保管する。

ほかに、クラウドストレージ「Amazon S3」と互換性の高いREST(Representational State Transfer)形式のウェブAPIを実装しているため、REST APIを利用するアプリケーションやサービスを利用できる。

ストレージ提供容量は無制限で、データ転送量も制限なし。データの堅牢性は99.99999999999999999(19ナイン)で、データの可用性は99.9999%(6ナイン)、SLAは99.9%(3ナイン)となっている。基本料金は1GBあたり月額10円で、ネットワーク利用料金がストレージデータ転送量INが1GBあたり15円(10TB未満は無料)、OUTが1GBあたり15円で、いずれも税別。