アズジェントは2月7日、標的型攻撃の兆候がないかを診断する「標的型攻撃無料診断サービス」を開始すると発表した。

「標的型攻撃無料診断サービス」は、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのセキュリティ検査エンジンを用いて、利用者のネットワーク通信を分析するサービス。

マルウェア等の不正プログラムが送られてきていないかチェックができるほか、内部から攻撃サーバ(C&Cサーバ)への通信が行われていないなど多階層的なチェックが可能となる。また、ファイル共有ソフト等の情報漏えいに繋がる恐れのあるアプリケーションが存在していないかといった点も確認できるという。

結果については、発見されたセキュリティ・リスクの内容とその対策についてレポートとして提供される。

診断は、法人ユーザーの社内ネットワーク内に診断用デバイス(チェック・ポイント製)を一定期間設置し、実際のネットワーク上のトラフィックをモニターしてログデータを採取する。ミラーポートを利用して行われるため、利用者のネットワークの構成変更などに影響はない。