河北新報社とヤフーはこのほど、東日本大震災の復興支援などを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北」の第2回大会を9月14日に開催することを発表した。
「ツール・ド・東北」は、東日本大震災の復興支援、および震災の記憶を未来に残すことを目的としたイベント。第1回大会は2013年11月3日に宮城・三陸エリア(石巻市、女川町、南三陸町)で開催され、総勢1316名が参加した。
同イベントは10年程度の継続開催を目標としており、2年目となる今年は、昨年よりも参加者やコース・距離などを拡大する考えだという。
また、同イベントの目標として、「事業収益は、被災地における自転車の普及や自転車関係の社会インフラ整備向けの助成に充当すること」や、「インターネットを活用したオークションやクラウドファンディングのシステムを導入し、広く寄付金を募ること」「選手以外も楽しめる現地イベントを開催すること」「地方紙・インターネット・テレビ媒体などの連携により、被災地の現状を国内外に発信すること」なども挙げられている。
第2回大会の詳細は、5月に発表される予定。