パナソニックは2月6日、国際オリンピック委員会(IOC)と、2017年~2024年の8年間にわたるオリンピックのワールドワイド公式パートナー契約「TOP IX(2017年~2020年)」と「TOP X(2021年~2024年)」を締結したことを発表した。
IOCの「TOP」(The Olympic Partner)プログラムは、オリンピック大会をはじめとするさまざまな活動に対し、スポンサーカテゴリー別に企業が技術的・資金的な支援を行うことを目的としている。同社は最初のプログラムである「TOP I」からワールドワイド公式パートナーとして参加しており、今回「TOP IX」および「TOP X」の契約締結にいたった。
この契約により、同社は2018年の平昌(ピョンチャン)冬季大会、2020年の東京夏季大会、2022年・2024年の冬季・夏季各大会の4大会をはじめとするオリンピック活動を支援することになる。
今回の契約では、従来から同社のスポンサーカテゴリーだったテレビ / 放送用・プロ用を含む音響・映像機器 / AV記録メディア / カーナビゲーションシステムならびに関連のカーエンターテインメント機器 / AVセキュリティ関連機器に加えて、白物家電と電動自転車が新たに対象カテゴリーに入った。
同社はこれらの商品において、グローバルでのマーケティング権利と、IOCおよびオリンピック大会組織委員会への納入に関する第一交渉権を獲得し、これら対象カテゴリーの商品やサービスを通じてオリンピックの運営に貢献していくとしている。