本田技研工業(ホンダ)は2月5日、インドにおける二輪車の生産販売子会社「ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(HMSI)」が、グジャラート州アーメダバード地区に第四工場を建設することを決定したと発表した。
同社は2014年1月に第三工場の生産能力を年産60万台拡大していたが、今回の新工場建設により、2016年にはHMSIの年間生産能力は580万台(現在は460万台)へと引き上げられることとなり、今後、長期にわたって拡大が見込まれるインド市場への対応が強化されることとなる。
なお、新工場の建設のために取得した用地は約80万m2で、初期投資額は約110億ルピー(約189億円)。2015年度下期の生産開始を予定しており、組み立てライン2本で年間生産能力120万台規模が見込まれている。主な生産機種はスクーターで、およそ3000名の新規雇用が生み出される見込み。