NECは5日、同社が開発したSDN向け仮想テナントネットワーク(VTN)技術が、SDN向けOSSを開発している「OpenDaylightプロジェクト」において採用されたと発表した。
「OpenDaylightプロジェクト」は、2013年4月に発足した米国Linuxファンデーションのプロジェクトの一つで、NECを含め31社の企業が参加している。
今回採用されたVTNは、NECがOpenFlowをベースに開発した技術「ProgrammableFlow」のコアテクノロジーで、「OpenDaylightプロジェクト」でリリースされたソフトウェア「Hydrogen」に採用された。
VTNを利用することで、SDNにおいて1つの物理ネットワーク上に任意の複数の仮想ネットワークを、迅速に設定することができるようになる。