グレープシティは、JavaScript UIライブラリ集「Wijmo(ウィジモ)」の新製品「Wijmo Enterprise 2013J v3(ウィジモ エンタープライズ)」を1月30日より発売を開始したと発表した。
WijmoはフロントエンドでHTML5対応のリッチUIを提供するJavaScriptライブラリ集で、データグリッド、チャート、スケジュールなどの幅広いカテゴリを網羅し、jQuery UIの標準ウィジェットよりも高度な機能を提供。日本では、2013年5月より発売を開始し、今回は2回目のメジャーバージョンアップとなる。
今回発売する新製品は、既存製品「Wijmo Professional」にExcelライクな操作性と機能を持った「SpreadJS(スプレッドJS)」ウィジェットが加わったトータルパッケージ製品で、「SpreadJS」の他にも、日本の業務アプリケーション開発に最適化された機能をもつ多くのウィジェットが収録されている。
SpreadJSは、Excelと同等の操作性と機能をWebアプリケーションで実現させる、包括的なHTML5スプレッドシートコンポーネントで、同社が20年にわたり販売している、表計算グリッドコンポーネント「SPREAD(スプレッド)」で培った技術を活かして開発され、データのフィルタリング、数式や関数、条件付き書式、多彩な外観設定など、データグリッドとして非常に多くの機能を備えている。
また、SpreadJSの拡張機能として、開発生産性と使いやすさをさらに向上させるGUIデザイナ「SpreadJSデザイナ」とExcel入出力機能「ExcelIOサービス」を収録した「Optional Pack for Wijmo Enterprise」も準備。
Wijmoシリーズはサブスクリプション方式で販売しており、「Wijmo Enterprise」で初期費用が9万円、1年単位の更新料が3万6千円(どちらも税別)。