キヤノンソフトウェアは2月4日、貿易EDIシステム「DEX Business Server Trade Gateway for NACCS」の発売を開始すると発表した。
同社が1983年より販売するEDIシステム「DEX」シリーズは、メインフレームからオープン系プラットフォームまで、幅広いラインアップを取り揃え、今回、長年の経験を生かし、企業の貿易業務システムとNACCS(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System)センターを接続して業務連携を行う用途に特化した製品をラインアップに追加した。
同製品は、日本で唯一の貿易税関システム「NACCS」とスムーズに連携することで、関係機関同士の情報共有、業務フローの可視化を促進し、貿易に関する各種手続きのリードタイム短縮、通関事故(書類紛失/人為ミス等)のリスク軽減にも貢献する。
製品の価格は、「DEX Business Server Trade Gateway for NACCS 専用線版(4セッション)」が50万円、「DEX Business Server Trade Gateway for NACCS インターネット版(4セッション)が55万円。
キヤノンソフトは、通関業者および自社通関を行っている製造業、商社などを中心に、2014年内で1億円の売上げを目指す。