富士通は2月4日、最新OS「Windows 8.1 Pro」などを搭載した企業向けパソコン3シリーズ5機種の提供を開始すると発表した。

新たに提供を開始する企業向けタブレットおよびノートパソコンは、左右に回転するディスプレイとペン入力ができるコンバーチブルタイプの「Ultrabook FUJITSU PC LIFEBOOK T904/H」と、画面サイズの異なる3機種で共通デザイン設計のノートパソコン「LIFEBOOK Eシリーズ」に、「E754/H(15.6型)」、「E744/H(14.0型)」、「E734/H(13.3型)」を新規提供。

また、企業向けデスクトップパソコン「FUJITSU PC ESPRIMO」において、最新OS「Windows 8.1 Pro」に対応し、最新のCPU「Intel Core i3-4130」を搭載可能な「FUJITSU PC ESPRIMO D552/H」を新たに追加した。

「LIFEBOOK T904/H」は、オフィスでのメインマシンとしての基本性能を備えた、薄型軽量で13.3型のコンバーチブルタイプUltrabookで、左右に回転するディスプレイとペン入力により、社内・社外での様々な用途に応じた最適なスタイルで利用することが可能。

「LIFEBOOK T904/H」

Windows 8.1 ProとCore i5-4300Uに加え、大容量のHDDとフラッシュメモリを組み合わせたハイブリッドHDDを標準で搭載。さらに、超高解像度2,560×1,440ドットの13.3型「IGZO」ディスプレイを採用した。

「LIFEBOOK E734/H(13.3型)」

「LIFEBOOK E744/H(14.0型)」

「LIFEBOOK E754/H」(15.6型)」

3つの画面サイズが選べる「LIFEBOOK Eシリーズ」の新機種の「E754/H(15.6型)」、「E744/H(14.0型)」、「E734/H(13.3型)」は、3機種ともWindows 8.1 Proに対応し、Intel Core i5-4300Mを標準で搭載。メインボードやBIOSなどの内蔵コンポーネントだけでなく、ポートリプリケータ、バッテリー、ACアダプタ、利用目的によってユニットを交換できるマルチベイ用オプションなどのオプション品を共有して使用することができる共通デザイン設計となっている。

「LIFEBOOK T904/H」無線WANモデルおよび「LIFEBOOK T904/H」無線WANモデルは、遠隔操作によるデータ消去サービス「CLEARSURE 3G/LTE」に対応。紛失や盗難にあったPCがシャットダウンの状態でも、通信ネットワークを利用した遠隔操作でデータの消去やパソコンをロックすることができ、情報漏えいを高い確率で防止。情報漏えいのリスクを軽減しながら、モバイルパソコンの機動力を活かし業務効率と生産性の向上を実現する。