デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、インターネット広告業界団体のInteractive Advertising Bureau(IAB)が推奨する「Rising Stars」準拠フォーマットについて、スマートデバイス広告の効果を標準フォーマットと比較・検証した調査結果を発表した。

IBAは広告業界各社からコンペティション形式でRising Starsのフォーマットを募集しており、候補となったフォーマットは約1年間かけて需要や広告効果の検証が行われた後、Rising Starsフォーマットとして認定される。これまでに「モバイル」「ディスプレイ」「ビデオ」の3領域で認定が行われている。

このほどの調査ではDACとIABが協働し、スマートデバイスの広告配信パートナーであるCrispや、Rising Starsに準拠したエンゲージメント指標をサポートしているMOATなどの協力のもと、広告表示時間の計測と広告に対する意識調査が行われた。

その結果、Rising Stars準拠フォーマットでは、標準フォーマットに比べ、広告表示時間の伸長と、認知率や広告イメージ評価の上昇が確認されという。

おもな調査結果(発表資料より)