トーキョーワンダーサイトは、6名の若手作家が参加する企画展「島からのまなざしーなぜ今、アーティストは島へ向かうのか―」を開催する。開催期間は2月19日~3月7日まで(3月3日は休館)、開館時間は9:30~17:30(2月21日は20:00まで)。会場は東京都・上野の東京都美術館 ギャラリーB。入場無料。

池田晶紀《DOUBLE NATURE》2011 ラムダプリント、アクリルマウント

大小島真木《星の歌》2012 壁画(鉛筆、色鉛筆、クレヨン、紙、パネルに紙、鉛筆、アクリル)

同展は、継続的に若手アーティストの発掘・育成支援を行っているトーキョーワンダーサイトが、ここ数年、「島」をテーマに作品制作を行う若手作家が多いことに着目し企画されたもの。池田晶紀、大小島真木、小松敏宏、林千歩、村上佳苗、吉田夏奈が参加する。生まれた島を描きつづける作家、島に滞在しながら制作する作家、島の在り方に向き合う作家などアプローチや手法はそれぞれだが、彼らは島を描くことによって新しい価値観を見つけ出している。会場では、6名の作家たちが見つけ出した「島」やその大切なまなざしが閉じ込められた作品が交錯し、反響し、ひとつの群島風景を作り出す。

また、2月19日 15:00からオープニングセレモニー、3月1日にはアーティストトーク(15:00~16:30)が行われるほか、サテライト企画として、渋谷のトーキョーワンダーサイト アートカフェ 24/7 coffee & roaster(TWS渋谷に併設)でも、関連作品の展示やトークイベントを開催する。