Amazon Web Services

Amazon Web Servicesは1月29日(米国時間)、ブログ記事「Amazon EC2 Instance Usage and Reserved Instance Utilization Reports」においてAmazon EC2の機能として新しくインスタンスごとにリソースの使用状況や従量課金の状況などをモニタリングできる機能を追加したと発表した。すでにEC2を使用している場合、設定を有効にすることでこの機能が利用できるようになる。インスタンスの利用状況を把握することで、より効率よくEC2インスタンスを活用することを補助する目的があるとされている。

従量課金データはこれまでも提供されていたが、今回追加された機能は従来のものよりも格段に細かくデータをチェックできるという特徴がある。期間の指定、インスタンスの指定、タブの指定、プラットフォームの指定、ゾーンの指定などが可能。指定した期間中のデータはグラフとして表示されるほか、データそのものをCSVデータとしてダウンロードすることも可能。どのユーザがこの機能にアクセスできるかも設定できる。

Amazon EC2は素早くWebサービスを開発してサービスを提供するためのプラットフォームとして活用が進んでいる。特に短期間だけWebアクセスをさばくような用途(キャンペーン期間中だけサービスを提供するWebサイトなど)で強みを発揮する。今回従量課金のより詳細な情報にアクセスできるようになることで、これまでもよりも効率のよいEC2サービスの活用を実現しやすくなるものとみられる。

Amazon EC2 Instance Usage and Reserved Instance Utilization Reportsより抜粋

Amazon EC2 Instance Usage and Reserved Instance Utilization Reportsより抜粋

Amazon EC2 Instance Usage and Reserved Instance Utilization Reportsより抜粋

Amazon EC2 Instance Usage and Reserved Instance Utilization Reportsより抜粋