デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は1月30日、記事内動画広告フォーマット「In-Read」の開発、および配信ソリューションの提供を開始することを発表した。

「In-Read」は、ニュースなどの記事の中に動画広告を表示するフォーマット。初期表示状態では広告枠が表示されておらず、ユーザーがWebサイトを閲覧しスクロールすると画面に動画広告枠が表れて動画が再生される。

ユーザーが注視する記事面に出稿できるため、高い広告効果が期待できるほか、テレビCMの転用が可能で、広告制作の手間とコストを削減することができるとしている。媒体社にとっては、新しい広告枠を作る必要がなく、新たな収益源をアドオンで創出できる点が魅力になる。

「In-Read」表示イメージ

また、この手法は動画配信サイトだけでなく全てのWebサイトが動画広告の配信対象となるため、動画広告市場の活性化につながることが期待できるという。