Nordic Semiconductorは1月30日、日本におけるOEMおよびODMの増加を受けて、日本でのエンジニアリング関連の人員増強を行うほか、代理店との協力関係をさらに緊密化していくことを発表した。

今回の日本人エンジニアの増強施策では、国内代理店各社のFAEへの教育とサポートも提供されるとのことで、代理店では、Nordicが提供するリファレンスデザインに加え、自社の設計センターを活用して、独自のリファレンス製品の開発、提供を加速することができるようになるという。

また、国内ODMであるBraveridge、富士通コンポーネント、ホシデン、SMK、および太陽誘電では、NordicのBluetooth low energy/2.4GHz対応SoC「nRF51822」をベースに、RFモジュールの開発を進めているという。同モジュールはNordicが提供する認証済のBluetooth low energyスタックが「SoftDevice」と呼ばれる構造で供給されるため、RFの専門知識のない開発者も短期間で新たなBluetooth Smartアプリケーションを開発することができるようになるという。