マイボイスコムは1月28日、第2回となる「オンラインショッピングの決済」に関する調査の結果を発表した。調査方式はインターネット調査で、1月1日~5日に1万555件の回答を得た。
発表によると、直近1年間のオンラインショッピングの利用回数は、「10~19回」「20回以上」が各2割強でボリュームゾーンとなり、1回あたりの利用金額は、平均「3000円未満」「3000円~5000円未満」が各3~4割となっている。
直近1年間のオンラインショッピングでの支払方法は、「クレジットカード」が84.0%で最も多く、次いで「コンビニ決済」(22.2%)、以下「インターネットバンキング」「代金引換」が各2割弱で続いた。
10代では「クレジットカード」が少なく、「コンビニ決済」「代金引換」「ATM・窓口での銀行振込・郵便振替」が多い傾向となった。
オンラインショッピングの支払方法決定時の重視している点は、「オンライン上で手続きが完結する」(60.9%)が最も多く、以下「手続きが簡単」「支払い手続きに時間がかからない」「割引率、ポイントなどの特典」が続いた。
10・20代では「商品が早く手元に届く」「現金で支払える」などが多い傾向となり、「クレジットカード」「インターネットバンキング」を主に利用している人では「オンライン上で手続きが完結する」が多かった。また、「コンビニ決済」「ATM・窓口での銀行振込・郵便振替」の主な利用者では「手数料」「現金で支払える」「商品が届いてから支払える」などが多くなっている。
オンラインショッピングで「複数の支払方法を使い分ける」と回答した人は、直近1年間のオンラインショッピング利用者の13.9%、「いつも決まった支払方法を選ぶ」は82.7%。
「インターネットバンキング」「ATM・窓口での銀行振込・郵便振替」「電子マネー」主利用者では、「複数の支払方法を使い分ける」が各3~4割となっている。
オンラインショッピング利用時に希望する支払方法が選べなかったとき、「そのサイトでの購入はやめ、他のサイトや店舗で購入したことがある」は直近1年間のオンラインショッピング利用者の31.2%、「そのサイトで、希望とは異なる支払方法で購入したことがある」は23.7%、「商品の購入自体をやめたことがある」は18.6%となった。
「コンビニ決済」「代金引換」「ATM・窓口での銀行振込・郵便振替」主利用者では、「商品の購入自体をやめたことがある」が各3割で、他の層より多くなっている。
今後利用したいオンラインショッピングの支払方法は「クレジットカード」(75.7%)が最も多く、以下「コンビニ決済」「インターネットバンキング」「電子マネー」「代金引換」が各1~2割で続いた。
直近1年の利用と比べると、「電子マネー」が順位を上げており、10代は「コンビニ決済」「電子マネー」「代金引換」、女性10・20代では「ATM・窓口での銀行振込・郵便振替」が多くなっている。
また、「代金引換」「ATM・窓口での銀行振込・郵便振替」主利用者では、「コンビニ決済」も多くみられた。