日本HPは、「エステティックTBC」を運営するTBCグループが、全国約200店舗にWindows 8タブレット「HP ElitePad 900」を導入し、今春より本格活用すると発表した。
TBCの店舗では、これまでエステティックコース前後のカウンセリングやアンケートなどの接客業務、顧客の登録や契約手続き、売上処理からエステティックコースの状況管理までの運営業務記録を、主に手書きした書類で管理していた。
さらに、顧客が過去に受けたコースの履歴や状況をまとめた顧客記録は、来店回数に比例して複数枚にもなることがあり、以前のコースメニューなどの詳細を簡単に探すことが求められていた。
そこで同社は今回、「HP ElitePad 900」を各店舗に導入し、これまで紙に記入しファイル保存していた顧客記録を電子化しデータベース上に保存することにした。これにより、顧客の登録情報やアンケートなどで得た情報など常に最新情報が閲覧できるため、エステティックメニューから、顧客に合ったサービスを提案することが可能になる。
例えば、過去に来店経験のある顧客は、店舗やエステティシャンの違いにかかわらず、過去に受けたコースから自分に最適なメニューを受けられるようになるという。