プラットフォーム・ワンは、同社の提供するSSP「YIELD ONE」に関して、2013年10月~12月のRTB平均取引単価が前年同期比で約55%向上したことを発表した。また、同社の提供するDSP「MarketOne」では、RTB取引による広告購入単価が前年同期比で約103%になったという。

RTBは、広告1表示ごとにリアルタイムにオークションを行うシステム。RTB取引平均単価は、MarketOneをはじめとする複数社のDSPと、YIELD ONEとのRTB取引による媒体約定平均単価を指す。

YIELD ONEはこれまで、媒体社が希望する単価で、プレミアムな広告在庫を特定の広告主向けに販売できるプライベートエクスチェンジサービスを提供してきたが、同社はRTB平均取引単価が向上した結果から、より効率的で高単価の広告取引を実現できたとしている。

また、MarketOneについては、効果的な入札方法の提供や取引予測ロジックの精緻化が取引効率の向上につながっているという。