アイビーシーは2014年1月24日、小規模環境に特化したネットワークシステム性能監視のハードウェアアプライアンス「System Answer G2 Light Appliance」を発売した。
同社では、アプライアンス製品のラインアップとして、ハードウェアアプライアンス「System Answer G2 RAID Appliance」とソフトウェアアプライアンス「System Answer G2 Virtual Appliance」を提供してきたが、3月に予定している従来製品の販売終了に伴い、また小規模環境でのハードウェアアプライアンスのニーズの高まりを受けて、25ホスト版と50ホスト版の2種類のG2 Light Applianceの販売に至った。いずれも監視項目数の上限は2,000となっている。
System Answer G2 Light Applianceのハードウェア価格は19万8,000円と、G2 RAID Appliance(60万円)の1/3程度に抑えたという。なお、別途監視ソフトウェアライセンスが必要。
System Answer G2 Light Applianceのリリースと同時に、ネットワークシステム性能監視ツール「System Answer G2」のオプションとして、システムログを受信する「System Answer G2 Syslogオプション」が追加されている。これにより、任意に指定したキーワードと一致したシステムログを受信すると管理者に通知され、その通知情報を基に、システム上でのイベントや障害を把握できる。例えば、冗長化構成における切り替えの発生、ネットワーク機器の通信遮断、サーバーにおける障害発生などを検知することが可能という。同オプションは、年額8万5,000円(監視ホスト数が100の場合)より提供される。