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Amazon Web Servicesは1月24日(米国時間)、「Amazon Web Services Announces Even Lower-Cost, Faster Storage Options for Amazon Redshift」においてAmazon Redshiftに新しいノードタイプを追加したと伝えた。新しいノードはSSDベースで構築されており、Amazon Redshiftを使ってより廉価に高速なデータウェアハウスを構築するために活用できる。もっとも小さいノードで160GBのデータセットで使用料は1時間あたり0.10米ドル(10円ほど)。最大で数百テラバイトのSSDストレージまでスケール可能。
現在、Amazon Redshiftでは「Dense Compute」ノードと「Dense Storage」ノードという2種類のノードを選択できるようになっている。「Dense Compute」ノードは必要になるデータのサイズが500GB以下である場合に適したノードだとされ、それ以上のサイズになるときは「Dense Storage」ノードが適しているとされている。
Amazon Web Servicesは従来のソリューション価格と比較して10分の1ほどの価格で使用できるAmazon Redshiftが急成長していると説明している。Amazon Redshiftは1年ほど前となる2013年2月に介しされたサービス。現在ではFender、Financial Times、MediaMath、Nasdaq OMX、Nokia、Pinterestなどの企業がAmazon Redshiftを使用している。必要に応じて数分で環境を構築することができ、必要がない間にはシャットダウンしておける利便性、さらに価格面でも従来のソリューションよりかなり廉価という特徴がある。