富士ゼロックスは、GPSと連動した音声ガイドコンテンツをスマートフォンで利用するためのクラウドサービス「SkyDeskMedia Trek」を1月27日より提供開始した。サービスでは、コンテンツ制作者向けに、音声ガイドのコンテンツを作成するクラウド型の制作ツールを提供。エンドユーザー向けには、作成されたコンテンツをダウンロードし再生するスマートフォンの専用アプリケーションを提供する。

「SkyDeskMedia Trek」のサービスイメージ

コンテンツ制作ツールでは、音声ガイドのコンテンツとそれを再生する地図上の場所を登録し、コンテンツを作成する。

コンテンツ制作ツール

利用者は、利用したい音声ガイドコンテンツ(ブック)を専用アプリ内にダウンロードでき、ダウンロードされた音声ガイドコンテンツを開き、音声ガイドが登録されている場所に移動すると、自動的にそのコンテンツが再生される。

また、コンテンツが再生された地点は「足跡」として記録され、後日、自宅などの別の場所からでも再生することができる。

利用者画面。左からトップ画面、ブックストア画面、音声ガイド画面、足跡の画面

利用用途としては、行政やNPO団体が、観光スポット情報だけでなく、地域住民に地域の情報 (規制場所や災害時の危険個所等) を音声で提供する、アウトレットモール等、大規模な商業施設が店舗やイベントの案内等に利用するなどを想定している。

価格は、SkyDesk Media Trek利用登録料が6万円、 コンテンツ制作ツール運用料が月額2万円、ブック配信サービス利用料が月額6万円。