KDDIと日本マイクロソフトは1月27日、東芝と東芝グループ各社が利用するコミュニケーション基盤に、「Microsoft Lync」が採用されたと発表した。
日本マイクロソフトが提供するMicrosoft Lyncは、電話や電子メール、在籍表示、オンライン会議を統一したプラットフォームで活用できるコミュニケーション基盤。グローバル規模で統一した運用ができるとして、国内外で多くの採用実績を持つという。
一方KDDIは、ユーザー数の増加や機能拡張に合わせたサーバー容量設定ができ、電話サービスなどとシームレスな接続が可能なクラウド基盤サービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス」を提供。ユニファイド・コミュニケーションサービスとしてプラットフォームの運用も担当する。
すでに、東芝のスマートコミュニティセンター(神奈川県川崎市)で運用を開始しており、今後も国内拠点への納入を進めていく。
東芝は、LyncのBCPやイノベーションの推進が期待できる点と、KDDI クラウドプラットフォームサービスのIT資源の有効活用が期待できる点を評価し、同システムの導入を決定したとしている。