日本HPは1月24日、日本国内を含む世界各国のHPクラウドデータセンターからSAPアプリケーション向けクラウドサービスを提供する「HP Enterprise Cloud Services for SAP Applications(以下、HP ECS for SAP Applications)」を発表した。

「HP Enterprise Cloud Service for SAP Application」のサービス提供範囲

HP ECSは、企業の中核となるアプリケーションを実行するための環境に必要な機器や作業を包括的にサービスとして提供するマネージドクラウドサービス。サーバやストレージ等のリソースの使用量に対してのみ料金が発生する従量課金を採用する。世界14カ国21カ所のHPクラウドデータセンターから提供されている。

今回発表した「HP ECS for SAP Applications」は、HP ECSの仮想プライベートクラウドのインフラストラクチャ上でSAPアプリケーションを稼動・運用するもの。また、SAPアプリケーション導入に関するコンサルティングや、SAPアプリケーションの開発・移行もワンストップで提供する。