NECは1月22日、NECキャピタルソリューションとSMBCベンチャーキャピタルが共同運用するイノベーティブ・ベンチャーファンドに出資したことを発表した。

イノベーティブ・ベンチャーファンドは、テクノロジー系ベンチャー企業を創業期から発見・育成することを目的としており、2012年の設立以来、7件・約7億円の投資実績がある。

今回の出資の投資対象は「(1)電子機器材料・電子機器デバイスを含む情報通信、環境、医療関連の基盤技術領域の事業を行う未公開会社で、特に成長性が高く、破壊的イノベーションを起こす可能性のある企業」と「(2)上記(1)の企業を主な投資対象とするベンチャーキャピタルファンド」の2つとなっている。

NECは、イノベーティブ・ベンチャーファンドへの出資を通じて、社会インフラやビッグデータなどの領域を中心に、投資先企業との事業連携などに取り組むとしている。。

また同社は今後も、ベンチャー企業やベンチャーキャピタルファンドとの連携を推進し、イノベーティブなベンチャー企業の育成を支援する。