AMDは、同社のサーバ向けCPU「AMD Opteron 6300シリーズ」(開発コードネーム:Warsaw)として12コア品「AMD Opteron 6338P」および16コア品「AMD Opteron 6370P」をラインアップとして追加したことを発表した。
いずれもPiledriverコア・アーキテクチャを採用し、既存のOpteron 6300シリーズとソケットおよびソフトウェアの完全互換性を実現している。また、消費電力およびコスト効率は、同社のオープン・コンピュート・プラットフォーム「AMD Open 3.0」に最適化されたものとなっており、いずれもTDPは99Wで、動作周波数は6338Pが2.3GHz(AMD Turbo COREテクノロジー:2.8GHz)、6370Pが2.0GHz(AMD Turbo CORE テクノロジー:2.5GHz)となっている。
主な仕様は以下のとおり。
Model Number | Cores | Base Frequency | Max AMD Turbo CORE frequency | TDP | Memory support |
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AMD Opteron 6370P | 16 | 2.0GHz | 2.5GHz | 99W | Quad channel U/RDDR3 up to DDR3-1600:ULV and LRDIMM support |
AMD Opteron 6338P | 12 | 2.3GHz | 2.8GHz | 99W | Quad channel U/RDDR3 up to DDR3-1600:ULV and LRDIMM support |
なお、同サーバ向けプロセッサはSugonとSupermicroに採用され、システム・インテグレーターであるPenguin ComputingとAvnet Electronics Marketingを通じて提供される。価格は6338Pが377ドルから、6370Pが598ドルからとなっている。