シヤチハタは1月22日、タブレット端末でも使用できる電子印鑑対応ワークフローシステム「パソコン決裁 DocGear3.0(ドックギア)」を2月4日より発売すると発表した。

パソコン決裁 DocGear3.0

本製品は、Windowsパソコンのほか、iOSやAndroid OSを搭載したタブレット端末やスマートフォンからウェブブラウザを使用して、電子文書の承認を簡単に行うことのできるワークフローシステムで、申請文書は、PDFやExcelファイルなど一般に広く使われているファイル形式をそのまま利用することができる。

また、承認者は外出先からでもタブレット端末を使って閲覧・決裁・文書回覧ができるので、決裁書類が滞留することなくビジネスを遂行でき、さらに電子文書で決裁を行うため、原本性に富む電子文書を回覧・管理可能。

「パソコン決裁 DocGear3.0」システム構成図

さらに、新機能として、オプション商品を使用すると、複合機から紙文書での申請が可能になり、より幅広い利用シーンでの運用が実現。

今回、承認決裁の電子化を部署単位などの小規模からでも始められるよう、1サーバ35万円からの低価格で販売。なお、電子文書に捺印するためには、別売りの印影データ「電子印鑑パック」(4,800円)、捺印履歴を確認するためには別途「パソコン決裁7 Business」の購入がそれぞれ必要。複合機からの申請を行うためのオプションは5万円で販売。(価格はすべて税別)