ジャストシステムは1月20日、三菱重工業が、ファイルサーバー統合管理システム「GDMS(Green Document Management System)」を採用したと発表した。
「GDMS」は、何ヶ月もアクセスされていないファイルや、内容が重複しているファイル、ファイル名が類似しているバージョン違いのファイルなどを可視化するシステム。
不要なファイルを削除したり、アーカイブ領域へ退避したりするなど効率的な整理を行うことで、肥大化対策や、情報の品質向上を実現できるという。
ファイルのアクセス権設定をレポート出力し、管理方針に合わせて自動的にアクセス権を修正することにより、ファイルサーバーのセキュリティを向上させることが可能となっている。
今回、簡単な操作性に加え、ファイルサーバー内の分析結果を分かりやすく表示する「レポート」機能が評価され、三菱重工業の「GDMS」の採用が決定したという。
特に、IT企画部で「GDMS」を試験導入したところ、1週間の作業で20%ものデータ削減に成功。陳腐化したファイルなどに加え、複数の巨大な不要ファイルを「レポート」機能を使ってひと目で把握でき、すぐに整理作業に取りかかれたとしている。