あなたが一般的な会社員であったとしても、自分のブランドを確立することは大切だ。TwitterやFacebookといったSNSは、単なるコミュニケーションの手段ではなくなってきており、2014年はもっと活用しようと思っている人も多いだろう。
そんな人に向けて、Mashableが記事「2014年、ソーシャルメディアでの9つの決心(原題:9 Social Media Resolutions for 2014)」で、SNS活用に関するアドバイスを伝授している。
共有する前に確認を
速報ニュースとして舞い込んできたメッセージを、内容をしっかり確認せずにリツイートするのはやめよう。
たとえフォロワーが少ないとしても、不正確な情報が広がる懸念はあるし、それによって社会がパニックになる危険性が存在していることには変わらない。SNSユーザーとして、責任のある行動をしよう。
自慢するならストレートに
控えめに見せつつちゃっかり自慢しているという"humblebrag"(humbleは"謙虚な"、bragは"自慢"の意味)はやめよう、とMashableは提案している。
対面で話している時とは違い、SNS上では相手の反応が直接見えない。そのため、自慢をするのがためらわれるのか、「すごいでしょ」というよりも、「上手く行かなかったけど」と書きつつ、内心は完璧と思っている自信作の写真をFacebookに貼るような人がいる。
控え目が重視される日本の文化では難しいかもしれないが、誰だって認めてもらいたいし、自分を誇りに思う感情は誰にでもあるもの。どうせ自慢するのであれば、ストレートに、そして相手の自慢に対しても許容して、居心地のよいソーシャルネットワークを作ろう。
食べ物の写真は控えませんか?
レストランであれ自宅であれ食べ物の写真が多すぎると記事は指摘する。言われてみればと心当たりのある方は、今年は料理やスイーツの写真とは違う、新しいカテゴリを開拓してはいかがだろう。
プライバシーについて知っておこう
2013年におけるネット界の話題の1つがNSAのPRISMリークだ。また、Webサイトやサービスを狙ったハッキングによる個人情報流出も頻繁に起きたことは記憶に新しい。
知られたくない情報や漏れて困る情報は、SNSで共有すべきではない。この機会に、自分が利用するSNSのプライバシーポリシーと設定機能について調べよう。プライバシー設定について、よく理解しないまま使い続けているのは良くないし、困るのはあなただと忠告しておこう。
プライバシー設定を厳格化して終了というわけではない。旅行やエクササイズの結果、子どもの発育、ショッピングといった個人情報が関係する投稿には気をつけたいものだ。
エクササイズアプリなどオンラインにはFacebookと連携しているものが多数あるが、一度ネット上に公開されると、その投稿がどのように拡散されていくのか本人には管理できない。10kmのジョギングを本当に公開する必要があるのか考え直してから利用しよう。
フォロワーの数は重要ではない
Facebookの友達数やTwitterのフォロワー数は数字にすぎない。数が多い/少ないからといって、現実のあなたが何か変わるわけではない。2014年は数を増やすことだけを狙った投稿は控えて、クオリティアップの年にしたい。
人にやさしく
SNSであれば、わざわざその人に会わずとも好感を示したり、応援の意を伝えることができる。
仲間の写真や投稿でいいものがあれば、一言コメントしよう。「いいね!」ボタン一押しでもいいのだ。人に親切に、人を認めることにもう少し時間を割くのも悪くなさそうだ。