アドビ システムズは、印刷大手の共同印刷、大日本印刷、ならびに凸版印刷が、Adobe Creative Cloud による印刷入稿への対応を表明したと発表した。
このたび、日本の大手印刷会社である上述の3社が「Creative Cloud」での入稿・出力に対応した。これにより、その顧客取引先である日本の主要な出版社やデザイン会社との業務において、最先端のデザイン・開発ソフトウェア群「Creative Cloud」を活用した高品位な制作および意図通りの加工・印刷が可能となる。
また、印刷出版業界におけるCreative Cloudの導入は進められており、出力対応店の数は1月20日現在で58社89店となっている。出力対応店の一覧は同社Webサイトに掲載されているほか、このたびの発表内容については、同社のWebコンテンツ「Adobe Design Magazine」および担当者ブログ「いわもとぶろぐ」でも参照することができる。
なお、1月16日にCreative Cloudのメジャーアップデートの一部として、印刷物制作に使われることの多い「Illustrator CC」および「InDesign CC」の機能追加が実施されている。詳細については発表会の記事を参照してほしい。