2013年はキャリア全体から振り返ってみて、どんな年だっただろうか。それを踏まえて「今年は転職したい」という人もいるだろう。
逆に、入社して1年目の人や、勤続2~30年といったベテランの人でも、変化の激しいこの御時世、自分のキャリアパスを持っておいて損はない。
Forbesの記事「2014年に向かってキャリアを加速するための10のアドバイス(原題:10 Tips To Get Your Career In High Gear For 2014)」によると、キャリアで重要な柱は、大きく「自己認識」と「見える化と関係構築」の2つがあるという。
自己認識
自分をブランド化するには、「自分とはなにか」「何者かを正確に(偽りなく)認識する」というところから始まる。記事では具体的な方法として、いかの3点を紹介している。
- 自分自身を客観的に観測する
他人と話しているときの自分はどのように自分自身を紹介、表現しているのか、客観的に見てみよう。
- 自分にとって理想的な仕事を書き出してみる
これにより、キャリアをどのように進めていくのかが明確になる。転職しなくても、今の会社でできることがあるかもしれないし、逆に限界が見えたという場合もあるだろう。
- 自分の価値は何か見極める
得意なことや、情熱を持っているもの、好きなことは何か。それをヒントにネットワークを張っていけば、納得のいく転職や商機が訪れるかもしれない。
ポイントは、他人の定義で自分を決めないこと。フィードバックを得るのは重要だが、他人からみた自分と自分自身を混同しないようにしよう。
見える化と関係構築
ビジネスに限った話ではないが、人脈は色々と助けになる。まずは、自分自身を見えるようにしておくこと。LinkedInのように、ビジネス向けのプロフィールをオンラインで持っておくとよいかもしれない。
人脈を拡げたり構築するにあたっては、記事で以下のようなアドバイスを行っている。
- 他人の助けや助言を拒否しない
支援しようとしてくれる人をいい意味で活用して、自分も人の助けになろう。"助け"とは、「自分ができることを相手に示す」ということだ。
つまり、助言を受け入れることで、相手に対して「自分ができることを示す」キッカケを与えることになるのだ。
支え合うことで、単にTwitterでフォローしあうのとは違う、確固とした関係を構築できるだろう。これによって、単に知り合いの数が多いのとは違い、人脈の深さが増すだろう。
共感や話の聞き方を知っておくこと。
自分のメンターと呼べる人を持つ。
前の会社の上司や大学時代の先輩といった、仕事上、直接関係がない場合でも、あなたが仕事やビジネスのことをざっくばらんに相談できる人がいると視野が広がるだろう。