年が切り替わったと同時に、気持ちも切り替えて仕事を始めたという人も多いと思う。ただ、今年は「仕事のやり方自体を変えたい」と思っている方もいるのではないか。

まずは集中力をアップさせるためにデジタル機器の利用シーンを見直してはいかがだろうか。Forbesの「2014年に辞めたい14のクセ(原題:14 Bad Tech Habits To Break In 2014)」を参考に、知らないうちにやっている自分のクセを直してから、2014年の仕事始めといきたい。

スマートフォンやタブレット端末といったモバイル端末、クラウド経由のサービスやアプリによって、いつでもどこでもメールやスケジュールをチェックできる時代になった。

しかし、それらの確認作業を行うたびに、あなたの作業や思考は中断されている気付いているだろうか。この事態を回避するために、自分の中で明確で具体的なルールを設けてはいかがだろうか?

ベッドに入ってからはメールをチェックしない。起きてすぐのメールチェックもやめる。

スマホの電源を落とす前にメールをチェックすると、上司や取引先からドキッとするようなメールが届いているといった経験はないだろうか。

スマートフォンだけとは言わず、PCやタブレットも寝る前はNGにして、質の高い睡眠を取ろう。起床後も然りで、頭が覚めきっていない状態で、メールを読む必要があるのだろうか。メリハリを付けるという意味で、朝食まではオフラインにするなどルールを決めたい。

メール/メッセージの通知機能はオフに

ミーティング中や仕事中、ランチと、メールやメッセージの受信通知は、あなたの状況などお構いなしに知らせてくれる。いつ鳴るのか分からない通知機能に邪魔されるのではなく、自分で見る時間を決めて、まとめてチェックしよう。

Facebookをチェックするのは、1日3回まで

Facebookをどんな目的で使っているのかにもよるが、業務中心で利用していない限りは一日3回で十分ではないだろうか。その一方で「自分で制限できるなら、とうの昔にやっている」という人も多いだろう。

そういう人には「Anti-Social」というサービス(英語、有料)をご存知だろうか。FacebookやTwitterなどのSNSサイトを遮断してくれるというものだ。15分から8時間まで遮断時間を設定できるので、自分に合わせた使い方ができる。

メールよりも口頭で伝える

効率アップとは直接関係ないものの、様々な波及効果が期待できそうな話だ。やりとりはいつもメールやメッセーンジャーばかりというのではなく、時には口で伝えることも忘れずに生活したい。

友人や家族はもちろんのこと、仕事においても文字よりも話し言葉の方が効果がある場合がある。一語一句を意識して使い分けたいものだ。

記事ではほかにも、「Gmailにたまっているメールを整理する」や「Facebook/Twitter/Instagramのアカウント同期をやめる」といった助言も紹介されている。