ライカ ジオシステムズは1月16日、3次元測定器「Leica 3D Disto」のソフトウェアをバージョンアップすると発表した。
同製品は、高精度レーザー距離計(LDM)と角度エンコーダを組み合わせて3次元の空間を測定し、測定結果をDXF形式のCADデータに直接出力できる測定器。本体とコントローラを無線LAN(Wi-Fi)で接続し、コントローラ側の画面に映った対象物を見ながら操作できるほか、Windows PCをコントローラ代わりに使うことも可能。
今回のバージョンアップでは、主にWindows版ソフトウェアを改良。OSは最新のWindows 8.1に対応したほか、CADデータをデスクトップ上のフォルダへドラッグ&ドロップするだけでインポートできる(Windows版のみ)など、操作性の向上を図ったという。
また、Wi-Fiの機能も改善され、本体とコントローラの通信が途切れにくく、かつ、高速にやり取りできるという。