シャープは1月17日、駅や商業施設などに設置する内照式看板の光源として使用するLED看板照明4機種を発表した。メンテナンスが容易な「フレーム一体型」と光源デバイスである「バックライトユニット」を、それぞれ70型と60型のサイズでラインアップする。

LED看板照明4機種は、液晶テレビ「AQUOS」の開発で培ったLEDバックライト技術を用い、明るく均一に看板を照らす。周囲の明るさやコンテンツに合わせて、約2000ルクス~6000ルクスの広い範囲で調光できるほか、消費電力を60型で約49Wに抑え、22型液晶テレビ並みの低消費電力を実現した。

フレーム一体型では、コルトンなどカラーフィルムを簡単に交換できるうえ、設置したまま配線の点検が行えるなど、メンテナンスが容易であるという。バックライトユニットは、奥行き約44mm(70型)の薄型化を実現するとともに、ユーザーの設計に合わせて調光基板の取り付け位置を変更できる。