フラッシュバックジャパンは17日、ZAXWERKS社の3DCGアニメーション作成ソフト「ProAnimator 7」と3DCG作成プラグイン「3D Invigorator Pro 7」の2製品を発売した。いずれもダウンロード版のみの販売となり、価格は「ProAnimator 7」が4万5,360円、「3D Invigorator Pro 7」が3万4,020円。

「ProAnimator」は、モーショングラフィックスに特化した3DCGアニメーション作成ソフト。スタンドアローンとしてはもちろん、「Adobe After Effects」のプラグインとしても使用可能で、3DCGのタイトル、ロゴ、オブジェクトを生成しながら、各パーツごとの複雑なアニメーションを1クリックで自動作成できる。

「ProAnimator」使用事例

一方の「3D Invigorator Pro」は、After Effectsで手軽に3DCGモデリングおよびアニメーションを実現する3DCG作成プラグイン。Illustratorで作成された2Dパスのベクトルデータを、厚みのある3D形状に素早く変換できる。

「3D Invigorator Pro」使用事例

いずれの製品も、最新版ではライト機能が拡充されたほか、レンズフレアを作成する「Flare Editor(フレアエディター)」を新搭載。3Dライトとレンズフレアを組み合わせた3DCGアニメーションの作成が各ソフト内で完結するようになった。さらにライト、トラス、パイプといった照明機材のプリセットや、100種類以上のマテリアルも追加。このほか、光源からの光の筋を表現する機能も備わったという。

ProAnimator 7のみの新機能としては、3Dライトの自由なアニメートを実現するライト アニメーション機能をはじめ、フェード、点滅、フリッカーなどを自動設定できるライトアクション機能、ライトの散発的な動きの設定機能などがある。

「ProAnimator 7」操作画面(左)と、「3D Invigorator Pro 7」専用インターフェイス(右)

新機能のライティングリグ機能(左)とレンズフレア機能(右)。いずれも画面は「ProAnimator 7」のもの

対応アプリケーションは、Adobe After Effects CC/CS6/CS5.5/CS5。対応OSは、 Windows 8/7/Vista(Pentium 4以降、32-bit/64-bit)および、Mac OS 10.9/10.8/10.7/10.6(Intel Macのみ)。