アマノは、工場・物流施設等における「車」と「人」の入退場を一元管理することで、在場状況の確認、不正進入の抑止、出入口の管理の省力化を支援する「車番管理システム」の発売を1月24日より開始すると発表した。
同社では永年培われた駐車場システムの経験と技術を応用し、工場や物流施設等における「人」(IDカード)をキーにした各種セキュリティゲートおよび入退場管理システムの開発・導入を進め、今回新発売する「車番管理システム」では、「人」による運用に加え、入退場する車を撮影し、「車」(ナンバープレート)の情報を自動的に確認・記録する運用を実現した。
これにより車を利用する社員や搬入業者の入退場管理をより一層強化できる他、守衛所での手続き業務の省力化に大きく貢献。また、出入口に車番カメラを設置することで、防犯の効果も期待できる。
蓄積した入退場履歴は、事故や盗難などが発生した際の車両番号や車両画像の確認をはじめ、各車両の滞留時間や、混雑する時間帯の分析による物流業務の改善にも効果を発揮する。
さらに、「車」と「人」の入退場管理システムを連携させることで、災害などの緊急事態発生時に「どこに」「誰が」「どの車両が」構内に残っているかといった在場情報のスピーディーな把握を支援。
販売価格は、ソフトウェア・カメラ・ゲート等1レーン分で200万円~。
アマノでは、車両による入退場の比率が高い工場や物流施設等における安全対策と、これら管理業務の省力化の提案を強化し、年間100レーンの販売を目指す。