シャープは、最大4人の同時書き込みが可能で、タブレット端末などのモバイル機器との連携機能を強化した70V型/60V型タッチディスプレイ「BIG PAD」2機種4モデルを、3月10日から順次発売すると発表した。
電源を入れるとすぐにペンで書き込めるホワイトボード機能を搭載するとともに、最大4人の同時書き込みを可能とし、会議などで便利に使用することができる。
1秒間に最大200回の高速処理でタッチペンの位置を検出する自社開発のタッチパネルにより、資料を大画面に表示した後にペンで書き込んだり、タッチ操作で画面の拡大・縮小やページ送りが行える。また、手書き文字認識機能を搭載し、手書き文字をテキストに変換すれば議事録作成などへの活用が可能。液晶の解像度は1,920×1,080ドットで、最大輝度は300cd/平方メートル、コントラスト比は3,000:1。
さらに、本機とパソコンやモバイル端末の間をワイヤレスで連携させ、画面の共有や双方向の書き込みができるほか、遠隔地に設置しているBIG PADとも画面上でデータを共有できるミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク2.0」を内蔵し、会議を効率的に運営する機能を搭載している。
価格はオープンだが、70型でタッチペン対応でホワイトボード機能やLAN端子を搭載する「PN-L703A」が想定価格96万円、 70型でタッチペン/ホワイトボード機能/LAN端子非搭載の「PN-L703B」が想定価格82万円。60型でタッチペン対応でホワイトボード機能やLAN端子を搭載する「PN-L603A」が想定価格77万円、 60型でタッチペン/ホワイトボード機能/LAN端子非搭載の「PN-L603B」が想定価格63万円。