ネットアップは1月16日、新たに事業部「NetApp Capital Solutions」を設立し、ネットアップ製品のレンタル/リース プログラムの提供を開始すると発表した。

NetApp Capital Solutionsは、ネットアップ製品をはじめとしたストレージ ソリューションの導入にあたり、顧客の予算やニーズに合わせたファイナンス サービスをネットアップから提供する。

ネットアップは、顧客のハードウエア/ソフトウエア、保守サービス、データ移行費用などの投資に対して、ストレージ ベンダー視点の従量課金プログラムや支払据え置き型レンタル プログラムなどのメニューを提供する。

「支払い据え置きプログラム」では、新システムへのデータ移行時に新旧のストレージが並存稼働する期間の二重支払いの回避や、急なシステム導入が必要になった場合の次期予算での支払いなど、一定期間レンタル料金の支払いを据え置く。

「Storage On Demand(従量課金レンタル)プログラム」では、事前に設定された基本容量の使用料金をベースに、その基本容量を超過して使用した分だけ追加で課金されるプログラム。

「既存資産下取り プログラム」では、新たにネットアップ ストレージをレンタルで利用する際、他社製ストレージを含む既存のストレージ資産を下取りする。

また、同社は、今回のレンタル/リース プログラムの開始にあわせ、1月16日より7月25日までの期間限定でNetApp FAS2220の特別レンタルパッケージ プラン(月額19,800円(税別、5年レンタルの場合))の提供を開始する。このプランでは、2テラバイト(TB)のSATAディスクを12本内蔵(総計24TB)したNetApp FAS2220を特別価格でレンタルする。これには、稼働後のサポートとして、故障時のパーツ交換、リモートによる障害予見サポート、担当者による技術サポートなども含まれている。