福岡市博物館は1月15日、2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公である「黒田官兵衛」の3Dフィギュアを発売した。

福岡市博物館は旧福岡藩主・黒田家が残した実物資料を展示している。今回のプロジェクトでは、甲冑を三次元計測(3Dスキャニング)を行い3D CGデータ作成し、3Dプリンタで実物の16分の1のサイズで出力した。

黒田官兵衛の「黒田資料 朱漆塗合子形兜 黒糸威五枚胴具足(高さ約9cm)」のほか、黒田長政の「黒田資料 銀箔押一の谷形兜 黒糸威五枚胴具足(高さ約10cm)」、黒田一成の「三奈木黒田家資料 大小頭立置手拭形兜 鉄錆地紺糸威丸胴具足(高さ約9cm)」の3種類を販売。すべてのフィギュアは解説書付きで、価格はそれぞれ3300円(税抜き)。

取り扱いは、福岡市博物館ミュージアムショップと福岡市文化芸術振興財団(郵送販売)となる。

右から黒田官兵衛、黒田長政、黒田一成の甲冑