村田製作所は1月14日、グループ会社である「東京電波 群馬工場(群馬県佐波郡)」にメガソーラーシステムの設置を着手したと発表した。発電規模は約1.6MW。2014年3月の竣工を予定している。
同社は、2013年8月1日に東京電波がグループ会社になったことを機に、関東における再生可能エネルギーの普及と電力の安定供給に貢献するため、群馬工場の敷地内にメガソーラーシステムの設置を決めたという。発電規模は約1.6MWは、一般家庭約540世帯が年間に消費する電力量で、モジュールを約6700枚使用する。
発電した電力は固定価格買取制度を適用し、東京電力や新電力会社に売電する方針だという。また、地元自治体と協力し、小・中学校での環境学習にも役立てていく予定。
なお、同社の再生可能エネルギーの導入は、本社ビル(50kW)、野洲事業所(1MW) 、中国の深圳村田科技(1MW) に東京電波を加えると、合計3.6MWの太陽光発電規模となる。