パナソニックファクトリーソリューションズは1月14日、同一プラットフォームではんだ印刷、検査、電子部品実装などを行うプロダクションモジュラー「NPM-D3」を発表した。

各実装工場で生産される実装基板の生産量や使用される材料(基板・部品)の種類は多種多様で、個々の実装工場の生産形態や商品の特性に合ったモノづくりへの対応が、重要な課題となっている。この課題解決のためには、ユーザーが多様な機能を自由に組み合わせることにより、それぞれの実装工場のニーズに最適なモノづくりラインを構築でき、生産量の変化に対しても柔軟に対応できることが必要になる

「NPM-D3」は、新開発の軽量16ノズルヘッドなどを採用することにより、高生産性と高精度を両立した他、デュアルライン生産システムで、大量生産から小ロット生産まで柔軟に対応する。さらに、優れた機能群により、実装ラインの生産性をトータルサポートする。今後、同社では、実装工程におけるソリューションを提供し続けるとともに、TCOの削減にも貢献していくとしている。

同一プラットフォームではんだ印刷、検査、電子部品実装などを行うプロダクションモジュラー「NPM-D3」