アメリカの作家オースン・スコット・カードによるSF小説を原作とした実写映画『エンダーのゲーム』が1月18日より全国公開されることを受け、絵師・秋赤音が描いた同作のイメージイラストをあしらったオリジナルグッズが発売される。発売日は映画公開と同日の1月18日。販売は全国の上映館(一部劇場・商品を除く)、およびWebショップ「Froovie」にて行われる。
同作は、アニメ大国・日本の多くのクリエイターや声優などに影響を与え、その深淵な世界観やスケールの大きさから、長年にわたり映像化不可能と言われてきたSF小説をもとにした実写映画。原作小説はSF賞の権威「ネビュラ賞」と「ヒューゴー賞」を2年連続でW受賞した史上唯一の作品でもあり、宇宙戦争を"終わらせる使命"を背負って生まれた少年戦士エンダーの挫折と成長を描いたヒューマン・ドラマが描かれる。
また、国内での劇場公開に際して展開されたPR企画「エンダー再誕プロジェクト」は、秋赤音のイラスト公開から始まり、「コミックマーケット85」企業ブースへの参加、声優の起用、佐藤秀峰によるコミカライズなどを展開してきた。ハリウッドの実写映画の関連グッズに、日本で描かれたイメージイラストが起用されるのは非常に珍しいケースであるという。イラストをあしらったグッズのラインナップは、3Dポスター、バスタオル、缶バッジセット、Tシャツの4種となる。
なお、秋赤音はニコニコ動画やイラスト投稿サイト「pixiv」において活動を開始した"絵師"であり"歌い手"。ゆずのシングル「翔」や渡辺麻友の3rdシングル「ヒカルものたち」完全生産限定盤のジャケット、「中居正広の金曜日のスマたちへ」オープニングイラストおよび歌を手がけたほか、海外でもドローイングと歌を融合させたパフォーマンスで公演を行っている。