サイバーエージェントは1月9日、電子書籍関連事業を手掛けるWoodyの第三者割当増資を引き受け、出資したと発表した。
Woodyはサイバーエージェントに2013年10月まで勤めていた中里 裕次氏が11月に創業したベンチャー企業。中里氏は、子会社のサイバー・バズで広告クリエイティブのディレクションに携わり「東京インタラクティブアドアワード」を受賞している。また、その後は子会社の取締役を経て、アメーバ事業本部でプロジェクト責任者を務めていた。
Woodyでは、電子書籍出版事業で2014年春を目処に作家向け電子書籍専用の編集ツールを提供するほか、プロモーション事業を行うという。プロの作家だけではなく、ブロガーなどの一般ユーザーが気軽に電子書籍を出版できるようなサービス展開を行うとしている。
なお、サイバーエージェントでは有望なインターネットベンチャー企業への投資強化を図るため、2013年10月にベンチャー投資を行う投資事業本部を設立。これまでも行ってきたベンチャー企業に対する投資だけではなく、サイバーエージェント社員が独立する際に積極的な支援も行っていくとしている。