ソフトバンクBBは1月10日、学習塾「栄光ゼミナール」を展開する栄光に「iPad mini(Wi-Fiモデル)」を1万台納入すると発表した。
栄光は、首都圏を中心として「栄光ゼミナール」など約430校を展開。7万人の小・中・高生が生徒として学んでいるという。
同社はICT活用にも積極的で、授業内容の確認テストなどをWebで提供しているほか、学習カリキュラムや宿題の確認、成績管理を生徒ができる専用ページ「CATS(Computer Assinsted Training System)マイページ」を導入している。
「iPad mini」の導入は、各種テストや入試問題解説動画、授業動画といった学習コンテンツ提供や、生徒に対するお知らせのダイレクト配信、アプリを利用したコンテンツ提供といったWebを活用した教育環境の更なる充実を目的としているという。
「iPad mini」を提供する対象は、通塾する小学校4年生と中学1年生、高校1年生。これによって生徒の家庭学習におけるサポート体制が強化できるとしている。
ソフトバンクBBでは、栄光への納入にあたって効果的な活用ができるよう、設計や運用、管理方法といった導入時のコンサルティングを行う。
また、導入後には、技術サポートを通して栄光にノウハウを提供するほか、「栄光ゼミナール」で導入対象者が拡大した際には、更なるサポートを行い、栄光が目指すICT活用による教育環境の強化を支援するとしている。