ソフトバンクグループのBBソフトサービスは1月9日、Leap Motionと戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。これにより、3Dモーションセンサーデバイス「Leap Motion Controller」の日本国内での総代理店として、量販店やAmazonへの供給を開始する。
「Leap Motion Controller」は、空中でのユーザーの手と指の動きを感知し、直接PCを操作することができる3Dモーションセンサーデバイス。
同デバイスにはカメラやセンサーが搭載されており、デバイスを起点に上や左右、奥行きのそれぞれ約60×60×60cmの逆ピラミッド型空間の中で手と指の動きを感知する。
最大100分の1mmの精度で動きを追跡することができ、Webサイトの閲覧や画像送り、音楽再生・演奏、ゲーム、ペイントといったあらゆる操作が可能となる。
米国やオーストラリアなど9カ国で販売されており、日本での販売は10カ国目だという。
BBソフトサービスによると、様々な産業分野でも注目を集めていることから、個人ユーザーへの販売だけではなく、法人向けの需要も見込んでいるという。そのため、量販店やAmazonだけではなく、ソフトバンクグループの法人向け販売チャネルも活用して販売促進を図っていくとしている。
同社によると、将来的にはPCやモバイル機器、ゲーム機といった国内ハードウェアベンダー向けのOEMビジネスや、Leap Motion Controller対応アプリ開発者の開拓や育成を視野に入れて、Leap Motionとの協業体制を推進していくとしている。